暮らしの中での思い事をつづります


by carmdays
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心の旅路~占い

大の占い好きで、今までいろいろな占い師の占いをやってきた。占いをする時は、いつも決まってヤフーの「占いサイト」に掲載されているもので行い、それらは無料もあれば有料もあった。そのどちらをも今までに沢山やってきたのだ。

 それは占いが大好きだからという理由のほか、未来の定まらない期間が長かったために、行く末をどうしても知りたかったからである。また少しでも自分の置かれている現状を知り、理解しておきたかったからとも言える。占いは、いつ仕事が決まるかも分からない、底の見えない不安をなだめるための方策でもあった。

 人は不安であればあるほど、占いをやる。それは、傍から見たら馬鹿げていることかもしれないが、占い師がくれる言葉には、今を生きるヒントがちりばめられている。そんな言葉の一つひとつに丁寧に耳を傾け、自分を見つめて今を生きる。またある時は、生きるための知恵とアドバイスに満ちた言葉の一つひとつを指針とし日々を過ごす。

わたしにとって占いとは、盲目的に信じるためのツールではなく、まさしく今という時を建設的に過ごし、未来に希望を持つための場となっていた。

 ヤフーで紹介される占い師、または巷で有名な占い師の力量は、当たるかどうかよりも、人生の真髄や本質を的確に表現できる力があるかどうかに、占い師たちの本領が発揮されているように思える。

例えば、今がうまくいかず、仕事で道が切り開かれず、人間関係にも悩んでいる場合、今が人生でどういう時の中に居るのか、自分という人間の客観的な姿、現状から考えて未来ではどんなことが起こり得るのか、その対処策に何が考えられるのか、といった事にアドバイスを聞くというのは、未来を前向きに捉えていくにはとても重宝した。

それは、仕事が決まらない時であっても「みずがめ座に海王星が居座っているためであり、今は安定を破壊されているが、海王星が抜ければ平和と安定が戻ってくるので、後二年の辛抱だ」とあれば、そうかと頷け、今に納得ができた。

あながち、占いが間違ってはいないと思うのは、人の人生には波やサイクルがあって、良い時と悪い時とがあり、すべてが巡り巡って今があるということに同意できるからだ。四季の移ろいで変化する自然を眺めていると、それは驚くほど人生の浮き沈みと重なって見え、納得できるのだ。だからこそ、占いで提示される今という時期のあり様や、未来の節目はここであるという提示には、時として希望の光さえ宿っていた。

わたしが参考にする占い師は、細木数子や鏡りゅうじ、ジョナサン・ヘイズと言った有名な占い師が多い。それはこの人たちの示す占い結果以上に、人として生きる姿勢を諭してくれるメッセージが、心の奥底に響くからだ。

細木数子氏の場合、占いの前に、まず生きる姿勢として「自然の摂理に沿って生きることが肝要であり、まずは衣食住を整えることからすべてが始まる」と言う。もっともな意見で、当たり前のように見えるメッセージだからこそ、核心を突いている。それは、人としての道を説く言葉で、わたしは初心に帰ることができた。

占いで、今まで一体どれだけのお金を使ってきただろうか。思い返すと、かなりの額を使っている。当たる、当たらないにこだわれば、それは浪費であり、散財といえる。だが、生きる知恵を教えてもらった対価として払ったと思えば生き金になる。

わたしはもう有料で個別の事案を占うという事はほとんどしなくなり、占うことがある場合も、無料か雑誌の占いだけとなっている。無事に定職にありつき、最初こそ波乱はあったが、人生が安定軌道に乗ってきて、一年後の未来が見通せるようになってきたからだ。そこまで人生は落ち着きを見せはじめているのは、ジョナサン・ケイナー氏によれば、「海王星がみずがめ座からうお座に抜けた」からであり、細木数子氏によれば「再開の時期を迎えたからだ」という。つくづく、占いとは過去の軌跡と符合する。

長い歳月、天空の星々の配置がもたらす試練という名の人生レッスンを受け、無事に十六年に渡る苦難の時代を乗り越えた暁に得た安定と平和。きっと、占い師の方々の励ましとアドバイスがなければ、独りで困難な事態に向き合い続けるという事はできなかっただろう。

 今日もわたしは星々の声に耳を傾ける。

 今日もわたしは自然の声に耳を傾ける。

 今日もわたしは自分の内なる声に耳を傾ける。

 これらは、そんな占い師の方々から教わり学んだ、生きる知恵の一つである。


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by carmdays | 2015-05-27 08:10