暮らしの中での思い事をつづります


by carmdays
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おじさん

とあるおじさんの、余命宣告に立ち会った。


それほど長く、時間は残されていなかった。


おじさんは、一瞬、目が宙をさまよい、じっと一点を見つめた。


突然つきつけられた現実を、ただ感じるしかなかったように見えた。


今日1日、身辺整理をするという。


骨を埋めるお寺に連絡しなくちゃという。


自分の最期を、こうやって、自分一人で手筈を整えなくてはいけない身の上を思うと、

可哀想だった。


独居老人。


そういう言葉が、近年、言われるようになった。


身寄りがいない、おひとりの老人。


親、兄弟、親戚。


頼れる人のいない、ひとりの老人たち。


自分の人生の最期は、どんなものにんるんだろう。


自分が、死を告げられたら。 何を思うんだろう。


たとえば、余命3か月と宣告されたとき、じゃぁ、その3か月で、何をしたいんだろう。


いろいろ考えたけど、地元の、いつもみる川沿いの、土手の景色を、日がな眺め、

夜には、家の前の通りで、宇宙を見上げたい。

愛しい猫たちの姿を、この目に焼き付けたい。

いつも行く駅カフェと、ファミレスで、毎日、変わらず、お茶したい。

最後に、家族に、手紙を書き残したい。


そんなことを思った。


おじさんの最期が、安らかなものであることを、心から、願います。
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by carmdays | 2012-08-15 14:24 | 日記