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暮らしの中での思い事をつづります


by carmdays
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解雇から2年

2012年5月20日。

ずっと上司夫妻からいじめられ、ひどいパワハラを受けていたわたしは、その日解雇された。


さっき、気分転換に晴れ渡った夕暮れ時の空を見ながら歩いて、

同じような空が広がっていたその日を思い出した。


その日、わたしは親とスカイツリーに居て、水族館やプラネタリウムを堪能していた。

ものすごく楽しくて。 うららかな休みで。 最高の至福を感じて帰宅していた。


しかし、夜7時、パワハラ上司から携帯に電話がかかってきて、

怒鳴られ、ミスがあったと言われ、解雇された。


そもそもだが、そのミスがあった仕事には無理があった。

3日間で、ルーティンの業務以外に、1500件分ものデータを調べて表を作成しろと言われていた。

たかだか3か所だけのミスだった。

致命的でもなく、告訴されるわけでもない、数字をじゃぁ直せばいいじゃないかと言う程度の、

軽微なミスを、あげつらわれ、罵倒され、首だ!と、宣告された。


スカイツリーから意気揚々帰宅したわたしの、一気にどん底に、奈落の底に突き落としたあの男。


わたしは、それ以前、約7年間無職だった。

やっとつかんだ仕事だから、賢明に働いてきた。

忠義を尽くしまくり、誠意を注ぎまくり、必死こいて働いてきた。


だが。そのパワハラ上司夫妻は、あたしをいたぶり、いじめ抜き、あたしの最大限の振り切った努力を、

一瞬でなかったことにした。


もう、後の道なんてなかった。 ただ、眼前には、無が広がっているだけで、何もなかった。


あたしは、国立大学院を出ている。 能力が劣っているとは思えない。

そんなあたしが、人生で、最大の努力を、限界を超えて、振り切った状態でやりきった仕事が、

それだった。


その瞬間、はなから、最初から、無理な事をさせて、クビニするつもりだったのだと、悟った。

すべてが、最初から、無意味だった。


天を見上げ、神を呪った。 これまでの人生すべてを放り出し、自殺しようと考えた。

もちろん、遺言には、そのパワハラ上司夫妻の悪行を全部かきつらね、

そいつらを奈落の底に引きずり落としてやろうと考えた。


そうして、翌日出社した。


すると、他部署の上司が、わたしに異動しないかと持ちかけてきた。

失うには惜しいと言ってくれた。


すると、今の上司が赴任してきて、僕のスタッフとして働いてくれないかと言ってくれた。


この二人が居るから、今あたしはここにいる。


そのパワハラ上司夫妻は、いまだにこの職場に居る。

いま、わたしの上司と共同事業をしている。


むろん、わたしは、そのパワハラ夫妻の悪行を上司に暴露してある。

上司もそいつらが嫌いだ。


いま、そのパワハラ上司夫妻は、わたしの偉い上司にへいこらしている。

むろん、偉い上司にも、そのパワハラ上司夫妻の悪行を暴露してある。


いつか、奈落の底に叩き落してやると、固く復讐を誓っている。


そんな2年間を、晴れ渡ったきれいな夕暮れ時の空に、思っていた。


人の忠義を、誠意を、最大限の努力を踏みにじったパワハラ上司夫妻。


必ず、地獄に突き落としてやると、改めて固く誓う空だ。
by carmdays | 2014-03-18 14:52 | 日記